症状 |
原因 |
改善方法 |
足底部の
痛み
(足底筋膜炎)
|
指上げ足は足底筋を緊張させるため、足底の筋肉の付着部分が引っ張られて炎症を起こす。
ハイアーチ(偏平足の逆で足底がそっている)の方は特に注意。 |
手で足裏をもんだり足裏専用マッサージ器で足裏部の緊張をほぐす。
グーパーリハビリ運動で足全体の屈曲が充分できるようにして、足指が充分動くようにする。
バランスケアテープで足裏バランスを整える。(足裏にもたてにY字型のテープを貼る)。
免震インソールや免震機能付きウォーキングシューズで足への衝撃とねじれを防ぐ。
3点歩行で、正しい歩行を心がけましょう!
足指に力が入り、足指、指の付け根、かかとの3点でバランスを保ち、体が安定して衝撃を分散。 |
|
膝痛
(変形性膝関節症など)
|
O脚傾向にある膝は重心が膝の内側に集中し、これに外反母趾や指上げ足でクッション作用が衰える。
そのため過剰な衝撃が膝に繰り返され次第に変形と痛みが起こる。 |
体重と地面からの衝撃を防ぐため、負担度より安静度が上回るような固定が必要。(さらしや、サポーターを使用)
外反母趾や指上げ足などは足先が外方向に流れるため、必要以上のねじれが膝や股関節に及び、O脚を発生させるので、バランスケアテープなどで足元からの改善が必要です。
※笠原巌氏著書「自分で治すひざの痛み」をご参照ください。
|
O脚
両膝や股関節の間が開き、すねも外側にはみ出す |
外反母趾や指上げ足などは足先が外方向にねじれるため、力学的な作用で、膝の外側や股関節の外側へ力が逃げる。
それに伴い中の骨も外側にはみ出す形となる。 |
手で足裏をもんだり、足裏専用マッサージ器で足裏部の緊張をほぐす。
グーパーリハビリ運動で足全体の屈曲が充分できるようにして、足指が充分動くようにする。
バランスケアテープで足裏を安定させ、歩行時に足先が外方向にねじれるのを防ぐ。
開脚運動と膝締め屈伸運動を徹底して行ない、股関節内の骨頭の位置を正常も戻す。
O脚改善方法はこちらをご覧ください。 |
XO脚
両膝はつくが、膝下が外側にはみ出しO脚になっている症状です。膝の外側の骨(腓骨小頭)が外に出ている。 |
外反母趾や指上げ足で足先が外方向に流れるねじれのストレスが特に膝下のスネの外側により多く集中する。 |
グーパーリハビリ運動で足全体の屈曲が充分できるようにして、足指が充分動くようにする。
歩行矯正テーピング靴下や他の3本指靴下で正しい歩行を心がける。またXO脚改善サポーターで、すねの外側を押圧する。
開脚運動が効果的です。
※XO脚の改善はこちらをご覧ください。 |
脚のむくみ、すねやふくらはぎが太い
|
外反母趾、指上げ足はすねやふくらはぎに余分な負担をかけ、蹴りだす時、足先は外方向に流れ、筋肉も外側にはみ出したように発達してしまいます。
そして筋肉は疲労を防ぐ作用も働き、脂肪も蓄積します。
その前段階として、すねやももの筋肉が疲労して緊張すると血管を圧迫したり締め付けるため、静脈のうっ血がおこります。
これがむくみの主な原因です。
|
手で足裏をもんだり足裏専用マッサージ器で足裏部の緊張をほぐす。
グーパーリハビリ運動で足全体の屈曲が充分できるようにして、足指が充分動くようにする。
バランスケアテープ、歩行矯正テーピング靴下や他の3本指靴下を使用し、足裏のバランスを整え、脚への負担を減らす。
開脚運動で、下半身と上半身の血行を良くする。
立ち仕事の方ばかりでなく、長時間デスクワークをする人も大腿部の後ろ面が椅子に圧迫され、むくみが出ます。
最初から脚に余分な力をいれているので、下肢の血液を心臓に送り返すポンプ作用が弱くなっているのです。
注:心臓疾患で心臓の働きが弱くなったことが原因のむくみは医師の指示が必要。 |