1、足がつったり筋肉痛が起こる |
3本指靴下やサポーターなどで、足裏のバランスを整え、足指を使って歩けるようになると、これまで使っていなかった正しい筋肉を使うようになることから、足がつる場合がまれにあります。
この場合、足指を使って歩くことで、徐々に正しい筋肉がついてきて、つれなくなります。 |
2、靴下の小指がぬげやすい |
足指を踏ん張って歩いていない方は、足先が外方向に流れるため、初めのうちは、小指が脱げてしまう場合があります。
しかし続けて履いていると、次第に足指に踏ん張る力がついてくるので、脱げにくくなります。ぬげにくくなった時が、足指を使って正しい歩行ができるようになったおおよその目安となります。
脱げた状態で履いていると、靴の中で、小指が圧迫されなれてきてしまうことがありますので、その都度、直してください。脱げ易い方や、最初、違和感のある方は、1日の装着時間を1〜2時間程度から室内で始めて、徐々に長く使用し、慣れてきたら外出時にご使用ください。 |
3、親指の先や、指の付け根のところにすぐ穴があく |
親指の先の爪側に穴がすぐあいてしまうのは、指上げ歩きをしていることが原因です。靴が脱げないように、無意識のうちに足の指を上げて、ロックして歩く癖がついているため、靴の中で、爪と擦れてしまうのです。
また、足裏の指のつけ根に穴があくのは、指上げ歩きのため指の付け根に、分厚いタコができていることがあります。その場合、タコと擦れて穴があいてしまいます。
いずれも3本指靴下を履き続けることで、足指を使って、しっかり踏ん張る歩き方ができるようになると、だんだん穴は開きにくくなってきます。
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4、足が痛くなる |
すでに第2中足骨骨頭部(足のおもて側、第2指の付け根部分)に変形や疲労骨折が隠れている人は、まれにテーピングの圧力により、痛みが現れることがあります。この場合は、使用を中止して専門医にご相談ください。
たとえ現在は痛みがなくても、第2指の付け根部分に変形や、疲労骨折が潜在的にある方は、痛みが現れる場合があります。この部分を上下から強くつまんだ時、痛みのある方は、3本指テーピング靴下は使用しないで、サポーター類をご使用ください。
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